それがRだ。Rを使えば、難しい数学的な知識が必要な分析・ビジュアライジングを数行で記述できてしまう。
本記事ではそのRをWindowsにインストールする方法を解説する。
環境
- OS
- Windows7 Enterprise Service Pack1
- R
- 3.2.0
インストール手順
インストーラーを起動するだけなので非常に簡単にインストールできる。- ここをクリックしてインストーラーダウンロードページへ移動
- 「base」をクリック
- 「Download R 3.2.0 for Windows (62 megabytes, 32/64 bit)」をクリックすればダウンロード開始
- ダウンロードしたインストーラーをダブルクリックする
- 以下の画像のように次へボタンを押していくだけでインストール完了
動作確認
インストールしたRが正しく動くかどうかだけ軽く見てみる。Rを使った具体的な分析については別記事参照。
- ショートカットをダブルクリック(32bit版と64bit版があるがどちらでも構わない。こだわりがなければ64bit版でOK)
- 最初から入っているデータとそれのグラフ化(以下をそれぞれ実行)
> iris > plot(iris)
ライブラリのインストール方法
Rは統計・機械学習関連のライブラリが豊富にある。実際にRを用いて分析を行うときには何らかのライブラリをインストールして行うことがほとんどだ。
ここでは、そのライブラリのインストール方法を紹介する。
- メニューにある「パッケージ」の「パッケージのインストール」をクリック
- ミラーサイトとして「Japan(Tokyo)」を選択(TsukubaとYamagataの方が近ければそちらを選択してもいい)
- インストールしたいライブラリを選択(ここでは例として「arules」というアソシエーション分析ライブラリを選択)
- ライブラリの読み込みチェック(以下をそれぞれ実行)
これでインストールと基本的な操作はOK> library(arules) > data(Groceries) > Groceries